退院数日前の血液検査の結果です。
ここでは詳しいことは省きます。
腎臓病で気をつけてるところだけ抜粋してます、
CRP: 2.5(0.4~0) ↑H
カリウム: 4.7(5~3.5)
無機リン: 5.6(4.5~2.5) ↑H
マグネシウム: 4.1(2.6~1.8) ↑H
尿素窒素: 91.8(20~8) ↑H
クレアチニン: 9.02(1.04~0.61) ↑H
尿酸: 8.3(7~4) ↑H
赤血球数: 270(570~420) ↓L
血色素量: 8.0(17.5~13) ↓L
ヘマトクリット: 24.1(52~40) ↓L
●採血日:09/03/26
めっちゃ悪いでしょ?
()の中は、正常値の範囲を示しています。
(上限~下限)で、中間ぐらいの数字が普通です。
血圧のほうですが、今は薬で120/80あたりにコントロールして元気でいます。
ですが、救急車で運ばれた時は、計測不能・・・、測れて残っているデータでは250/140とかなり高かったのです。
症状としては、心拡大、レントゲンでみる肺部にカゲ、息苦しそう。
血液検査の結果、炎症反応
CRP :11.8 ↑H
WBC: 16310 ↑H
と、何らかの感染症が疑わしい。
カリウム値は2.8と低かった。
ホルモンバランスを崩して血圧が上がっていたので、それを抑える薬を使うことで、血圧が下がったんですが、副作用的なもことが起きてカリウム値が上がったんです。
カリウムは少なくても危ないんですが、多すぎると高カリウム血栓で確実に死にいたる・・ということで、その薬を使用するのはやめて、様子をみることになりました。
あ、もともと、最初は肺炎として違う総合病院で入院手続きをしようとしていたのでが、腎臓に問題があるってことで、救急車でこの大病院に連れていかれたんですが・・・。
救命救急医療のところで、注射やら管やら麻酔やら、酸素マスクやら色々されて、「万が一のこともありますから・・」と、そのままICU(集中治療室)へ入って入院してました。
治療のおかげで、
・血圧が薬ですぐ下がってきた
・肺のカゲがすぐに良くなった
わけなんです。運がいいのか悪いのか・・、とりあえず命は助かりました。
ほんで、「肺炎」と診断されていたものが、実は肺炎ではなく、肺に水がたまっていたんです。
つまり、肺水腫といって、心不全の状態だったんです。
何たる誤診・・・。
まあ、町医者にはよくあることだと思いますから・・・皆さんもお気をつけて・・。
で、病名は何なのか??
総合すると・・悪性高血圧っていうそうです。
何で悪性とつくかと言えば、他の臓器に障害を与えるからです。
・脳・・・無事でした。 神経に異常が起き、しびれや麻痺が起きるらしい
・目・・・両目とも眼底出血(高血圧性網膜症)かなり悪い
・心臓・・・心不全、心肥大(最初、体幅の56%占める大きさ)
・腎臓・・・慢性腎不全(クレアチニン 9.24)
このクレアチニンっていうのが腎臓の状態を診る数値です。
クレアチニン > 8 なら、本来なら人工透析なのですが、この病院は薬&食事療法でコントロールすることしていましたが、いずれは人工透析をする可能性は高い・・・そんな状態です。
入院中、何でかしりませんが、クレアチニンがぐんぐん上昇して、10.82まで行ってたこともあります・・・。
でも、血圧がコントロール出来て落ち着いてきたからか、クレアチニンの数値は、少しずつ下がってきてます。
ただ、腎臓の状態を診るためのデータはクレアチニンではないのでね・・・。
詳しいことは、また追々書きますので、暇があれば読んでください。
by tom-sou-ya | 2009-04-05 00:34 | 薬や病気のこと