物資不足中の買い物でのお願い

このブログで地震がらみの話を続けたところで仕方ないので、いつもどおりに戻そうと思ってますが、その前に僕と同じ腎臓保存期の患者さんのためにも、最後にちょっと書いておきたいことがあるので、それだけ書いておこうと思います。

政府から発表されることもないと思いますし、日頃からあまり認識されていないので・・・。


■飲料水
飲水制限されておられる方が大半ですが、中には、僕みたいに十分な水分をとらないと腎臓に悪影響が出る患者さんもおられます。
カリウムの制限がある患者さんは、野菜を水に浸すか茹でこぼすかしないといけませんので水が必要なのです。

ですが水道水は不純物が多く含まれているため、体外に排出できない腎臓病患者は出来れば避けたいものです。
健全者であれば尿で排泄されるといわれる放射性物質も、腎疾患があると体内に蓄積するかもしれません。
だから、妊婦さんや乳幼児でなくても気をつけないといけない人がいることを理解してあげてください。


■食料品
腎疾患があると、たんぱく質と塩分、カリウムの取りすぎに注意しないといけません。
エネルギー不足になっても命取りになりますのでカロリーもしっかり取らないといけないのです。
ただスーパーなどで売られている食材で、比較的、安心して買えるものは普段でも少ないです。
ですから、以下の食料品は、可能な限り腎疾患の方にお譲りしていただければ幸いです。


 ・春雨やマロニー
 ・食塩無添加のビーフンやお米の麺
 ・ゼリー類
 ・フルーツの缶詰
 ・たんぱく質とナトリウムが低めの菓子パン(チュロッキー等)
 ・たんぱく質とナトリウムが低めのお菓子(芋けんぴ等)
 ・高カロリーのキャンディー


買い物の際に、少し気を使っていただければと思います。


ちなみに、腎臓の病気になると、体内に老廃物がたまり、あらゆる臓器に悪影響が出て、放置しておくと苦しみ死に至ります。
自覚症状がなくどんどん悪化して痛み、慢性的に悪化すると、完治させることはほぼ不可能です。
血液透析、腹膜透析、腎臓移植手術のどれかを受けなければ生き延びることが出来ません。

透析を導入する前の段階にある患者さんは、食事療法など生活に制限を与えることで、透析に至るまでの期間を無理やり伸ばすことが出来、僕はいまそれをやっているところです。

高血圧症、高脂血症、通風といった病気を持った方は、腎臓病になるリスクが高いです。
こういった方は腎臓病にならないように、塩分と糖分の取りすぎと、激しい運動、冷え、ストレスや感染症、サプリを含めた薬品に気をつければ、ある程度はリスクを回避できると思います。

ですが・・・、渡る世間は”塩”ばかり・・・な時代です。
気をつけてくださいね。


被災地に救援されている方も考えていただければと思います。

炊き出しにラーメンとかは・・・高血圧症や腎疾患の患者さんは正直ツライです。
おそらく「せっかく頂けたのに贅沢も言ってられない」という思いでおられると思います。
ですが、それがその方たちの命取りになるのも分かっていただければと思います。


また、腎疾患の患者さんにとっては、インフルエンザに限らず、風邪だろうと何だろうと感染症は脅威です。

09年の新型ウイルス騒動の時にこのブログで何度も何度も書いてきましたけど、何かに感染したならちゃんとマスクして飛散させないようにしてください。

お願いします。
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by tom-sou-ya | 2011-03-24 18:05 | ぼやきのトムさん