いきかた
これはブログを長期更新しなかったときに別のところで書いたものです。
前に歴史ワイドショーみたいな番組を偶然見てて気がついたことがある。
信長と秀吉に仕えた茶人・千利休の話。
人には人それぞれの考えがあって、それぞれの生き方がある。
千利休の場合は茶人としての考え方、生き方をした。
武家でもない、僧侶でも商人でも農民でもない生き方。
茶人といえば型苦しいイメージがあるけど、「茶は静かにひとりで好きなように楽しめばよい」というのが千利休という茶人の考えで、その生き方(世界観)を生涯貫いて、それがやがて道になり「茶道」になったという話。(だったと思う)
歴史物語なのでどこまで本当の話かは分からないけど、僕にはいい収穫になりました。
自分は自分の世界観を持って自分なりの生き方をすればいい・・・っていうこと。
何やらスナフキンの話とも被る点が多いけど・・・。
でも、千利休のような生き方をするには、相当、肝が座ってないと難しいことではあるけど、僕なりにやればいいっていうこと。
そうしてれば、いつか僕のやっていることに賛同する人が現れるかもしれない。
そこから道が生まれるかもしれない。
賛同する人が現れなかったとしても、それは自分の道であることには間違いはない。
他人より劣るものを悔やむ必要もなければ、焦る必要もない。
綺麗だと思うものは綺麗だし、面白いと思うことは面白い。
可愛いと思うものは可愛いし、好きだと思うものは好めばいい。
こんなん好かん!嫌や!と思えば嫌な顔して拒否すればいい。
何だったら自分が好きなものに変えてやればいい。
でも、もし相手がいたら、反感をくらうかもしれないから、そこは気をつけない場合も出てくる。
千利休の場合は、秀吉の(三成の?)反感をくらい、武家のならわしである「切腹」を命じられたという。
そして千利休は、茶人・千利休の生き方(死に方)として切腹を受け入れたそうな。
何かヒントを得たような気がしました。
by tom-sou-ya | 2011-09-12 02:16 | ぼやきのトムさん