くも膜下出血も・・・。
2010年 04月 08日
球界を代表するユーティリティープレーヤーだったので、経験豊富な指導者としてのご活躍が期待されていたので残念・・・。
突然のことだったので、本人が一番残念というか無念だったことと思います。
ご冥福をお祈りします。
で、倒れた原因といわれる「くも膜下出血」っていう病気。
よく聞く病名ですが、どういう病気なのか、いまいち知られていませんね。
僕も何となくしか分かってませんでした。
世間では、「無理がたたった」時に起きる過労死みたいな扱いされていると思います。
でも、実際はちょっと違うみたいです。
疲労やストレス・・・つまり、過労によって起きることもあるそうですが、それだけじゃない。
何の前触れもなく突然起きる病気だそうです。
頭を強く撃った経験があるとか、頭痛持ちの人に起きやすいそうですが、普通の健康診断とかでは判明できないし、かかりつけの病院に行っても、おそらく「風邪かな?」「偏頭痛ですね」みたいな感じで診断される場合がほとんどだと思います。
じゃあ、どうすれば分かるか??っていうと、脳の専門医がいる病院が行っている「脳ドック」というのを受けなければ分からないそうです。
費用は保健適応外で3万円~7万円するそうで、受けたくても受ける気しませんね。(汗)
・・・何かこう考えてみると、腎臓病と少し似たところがあると思います。
1 病名はよく聞くけど、どういうものなのか知られていない
2 かかりつけの病院では気づかれにくい
3 違う病気とごっちゃにされやすい
4 静かに進行して前触れなく突然起きる
5 専門のお医者さんに診てもらわないといけない
6 過労によって起きることもある
というあたりが特に。
腎臓病の場合は、採血でクレアチニンと尿素窒素を見てもらえれば異変に気づきますが・・。
検尿しかしてない場合は、たんぱく尿が出て、「疲れてるからだと思う」みたいなこと言われるし。
ちょっとメタボ気味だと、見た目だけで診断されて「痩せないとダメ」みたいなこと言われるだけだったり・・・。
病気なってから言われるんです。困ったことに。
病気になる前に言ってくれと。
何かが起きてからでは手遅れになる場合もあるんです!!
そんなことをずっとブログでぼやいてましたが・・・。
今の医療の問題は、このあたりにもあると思います・・・。
医療関係者には、もっと積極的に情報発信していただきたいな・・と思います。
昔ながらの伝統ある格式高い縦社会なので、勝手なことをしたら干されるとか、出世に影響するとか、あるんで出来ないんでしょうけど・・・。